きょうはぼくが個人的に1番好きだったジャパンタイムズ出版の単語帳「英検1級単熟語EX」を「でる順パス単」と比較しながら紹介するよ~
なんで1番好きだったの?
あ~それはまあ個人的な理由だから最後でいいかな(笑)
英検1級単熟語EXの特徴
デザイン的な特徴
一語ごとに白とピンク交互の配色
どういうことかというとこんな感じ。
中身の特徴
- 赤シートが使える
- 音源がある
- 簡単な例文付き
- 最新24回分(8年分)の過去問を分析
- 全体を10のUnitにわけ、Unit1~8に単語、Unit9,10に熟語を掲載
- Unit1,2→英検1級1次試験大問1で正解として出題された単語が中心
- Unit3→大問1の誤答選択肢や長文で出題された単語が中心
- Unit4~6→大問1の誤答選択肢で出題された単語が中心
- Unit7,8→長文・リスニングで出題された単語が中心
- Unit9→大問1で正解として出題された熟語が中心
- Unit10→大問1の誤答選択肢で出題された熟語、長文・リスニングで出題された熟語が中心
- 単語は2040語、熟語は324語収録:1unit=約250語
- 長文問題に出現する専門用語&語彙力を高める接頭辞・接尾辞コーナー約450語を収録
英検1級単熟語EXは英検1級単熟語のアップデート版です。
なにが変わったかというと上で最後に書いた「長文問題に出現する専門用語&語彙力を高める接頭辞・接尾辞コーナー」が新設されたところなんですよね。
でる順パス単との違い
まずこちらがでる順パス単
こちらが英検1級単熟語EX
デザイン的になにが違うかって言うと
- 配色
- 1ページに載ってる語彙数
この2つですかね。
でる順パス単は1ページに10単語
英検1級単熟語EXは12単語載っています。
ぼくは個人的には1ページにたくさん載ってる方が好きです。
まあでもそんなのはそこまで重要ではないですね(笑)
次に肝心の中身の違いは
- 総語彙数
- 掲載順序
- 例文
とはいっても、出る順パス単の総語彙数は2400語、英検1級単熟語EXの総語彙数は2364語なので大きな違いはなし。
体感的にはこの2つの本は5割くらいの単語がかぶってて、若干、英検1級単熟語EXの方がレベルが上の感じがしました。
次にの掲載順序はこの2つの本の1番大きな違いだと思います。
でる順パス単はでる順にA,B,Cと分けられていてかつ品詞ごとに分類されていますが、英検1級単熟語EXは先ほど書いたとおりに正解選択肢と誤答選択肢での分け方で、それぞれのUnitの中では品詞ごとではなくて適当な順番になっています。(何の順番かは不明)
品詞ごとで勉強するのが好き!!って言う人はここで「でる順パス単」に軍配があがるかもですね。
ただぼくの場合は正直どっちでもよくて全く気にしたことはありませんでした(笑)
最後に載ってる例文の違いです。
でる順パス単に比べて英検1級単熟語EXの方が短くて簡単ですので目を通しやすいのが特徴です。
でる順パス単の例文は英検1級単熟語EXに比べると少し長めですが、長いのは長いので英文を読む練習になるのでそれもそれでいいですね。
新設されたコーナーも結構役立つ
英検1級単熟語EXは英検1級単熟語のと期と比べて、「長文問題に出現する専門用語」と「語彙力を高める接頭辞・接尾辞」の2つのコーナーが新設されています。
正直どんなに単語を勉強しても英検1級レベルの文になると本番でわからない単語がでてくるのって当たり前ですよね。
で、そんなときどうするかというと
- 文脈で推測する
- 単語の成り立ちから推測する
- 諦める
これのどれかになると思います。
ここで、新設された「語彙力を高める接頭辞・接尾辞」コーナーを見てみましょう。
anti→「反対の・対抗する」
bio→「生命の・生物の」
英検1級を目指している人にとってはこんなの当たり前に知っとるやw
という感じかもしれませんが、ここでもう一度頭に再認識させることで
本番で「2.単語の成り立ちから推測する」という行為を反射的にできやすくなります。
英検1級は時間との闘いでもあるので、反射的に簡単なことをできる、というのは結構大事です。
なのでこのページでは載っている単語は案外簡単かもしれませんが、
例えば"counterclaim"だったら「反論」という意味なのはとっさに分かるとは思いますが、counterだから反対でclaimだから主張で反対の主張ね、みたいな感じで
語彙の成り立ちについて再認識する感じでテンポ良く勉強していくと本番に役立つと思います。
また「長文問題に出現する専門用語」コーナー。
英検1級レベルでは難易度の高い専門用語まで知っている必要があります。
例えばいま見ていたページだとシロアリ、とかオオヤマネコとかが載っていましたw
こんなん普通の日本人が絶対知らないですし専門学者じゃないと知る機会もないですよね。
こういう専門用語をこのコーナーでは厳選して紹介しているので、こんなのを知っておくと長文問題やリスニングPart2,3などの長文問題がずっと楽になります。
また、このコーナーで載っている語句はジャパンタイムズやNewsweek、ちょっとレベルが高いですがecnomistなどの雑誌を読むと自然に覚えられるものもあるので、
そちらも活用するとよいでしょう。
英検1級単熟語EXも出る順パス単もどっちもやった方がいい
ぼくは、英検1級単熟語EXは4周ぐらいやりました。
どの単語帳も共通して覚えるまで何周もやっています。
あれ、でも4周って結構少なくない?
そう、出る順パス単をやったあとにこの本をやったっていうのと、色んな英語の雑誌を読んで勉強してたのもあって
結構スラスラ単語が入ってきたんだよね
え、じゃあ最初に言ってた英検1級単熟語EXが一番好きだった理由は?
あ~それは単語がスラスラ入ってきたってさっき言ったけど、ある程度単語が分かるっていう状態でやってたから楽しかったんだよね(笑)出る順パス単を勉強してたときは単語がわからなすぎて嫌気がさしてたから(笑)
そんな理由かーい!!!
結局、英検1級単熟語EXとでる順パス単どっちがいいかっていうとどっちもどっちです。
答えになってなくてスンマセン。。。ただこれが本音。
でる順パス単だけやっても英検1級単熟語EXだけやっても、どちらにしても英検1級に必要な語彙数が足りてないので合格はかなり難しいです。
ぼくはどちらもやって、さらにジャパンタイムズが出版している英検1級語彙問題完全制覇をやるのがいいと思ってます。
この「英検1級語彙問題完全制覇」めちゃめちゃオススメです。
ぼくはこの3つの本を勉強して、本番の試験の大問1は
22/25→88%
取ることができました!!
でる順パス単、英検1級単熟語EX、英検1級語彙問題完全制覇を完璧にすれば大問1は8割~9割は取れると思います!!
次はこの「英検1級語彙問題完全制覇」にレビューをしますので是非またお目にかかりましょう♪