今回は、ぼくが個人的にこれ「でる順パス単 英検1級」の兄弟本だろ!
と思っている「英検1級 文で覚える単熟語」を紹介します!
この本は文章を読みながら単語を覚えていく形式の本だね!
そうそう!単純に単語だけが載ってる本よりも飽きずに学習がしやすいよ
あ~自分はこういう本の方が単語覚えやすいな~
うん、でもこの本は新しい単語を覚えるっていう使い方じゃない方が良いと思ってるんだよね
え、そうなの!じゃあこの「英検1級 文で覚える単熟語」の使い方を教えて!
それを今から紹介していくよ!
【英検1級 文で覚える単熟語】の中身
「英検1級 文で覚える単熟語」の中身は、超簡単に言うとこんな感じです。
ポイント
- 左に英文、右に日本語訳
- 長文に出てきた単語が次のページで載ってる
- 英文が難しい(比較的英検1級レベル)
- 赤シートが使える
- 音源がついてる
まあまあこれだけ聞くと別にフツーの本じゃね?って思うし、こんなんじゃこの本についてよくわかんねーよ!って感じだと思うので
このあともっと詳しく紹介していきますね。
この本の魅力
この本の魅力は端的に言うと
・単語対策
だけでなくて
・リーディング対策
になるです。
しかも、ぼくはあまりやらなかったのですが、
CDを聞けばもちろん
・リスニング対策
にもなり得るんですよね!
へえ~3技能も対策できるんだ!
特に英検1級リーディング対策にもなるのはかなりポイント高いね!
単語対策
この本のコンセプトは
「例文を通して文脈の中で単熟語を覚える」
です。(この本の最初のページにそう書いてありますw)
そして、ぼくが思うこの本のコンセプトは上記に加えて、
「でる順パス単 英検1級」で覚えた単語を「英検1級 文で覚える単熟語」の英文を読みながら定着させよう!
だと思うんですよね。
「でる順パス単 英検1級」→ 単語2100語・熟語300語で総計2400語
「英検1級 文で覚える単熟語」→ 単語・熟語総計で1634語
を収録しています。
なので、ぼくは、この本のコンセプト通り
「例文を通して文脈の中で単熟語を覚える」のは良いのですが、「新しい単語を覚える」ためにこの本を使うというよりは、
「でる順パス単 英検1級」の単語をある程度覚えてきたっていう段階になったら「英検1級 文で覚える単熟語」を使って、
文脈の中で学習することで「さらに単語を定着させていく」という学習法がよいと思います。
「でる順パス単」やら「英検1級 文で覚える単熟語」やら英語初心者にはややこしいわ
リーディング対策
この本に載っている英文は結構難しめで、英検1級レベルの文章だと思います。
なので英文を読むことで、単語を定着させるのはもちろん、英検1級の試験問題で出てくる長文対策に活用できるんです!!
まず、この本に載っている英文の語数は約200語
実際の英検1級の大問2で出題される英文の語数は約360~380語、
なので大体約1/2の語数ですよね。
試験ではこの約2倍の量の英文を読む、ということを意識して学習していきましょう。
最終的にはこの本にでてくる英文はスラスラ読めるくらいにしないと英検1級には合格できません。
ちなみに大問3は約500語の英文が2つと約870語の英文が1つ出題されます。
ぼくは最終的にスラスラ読むことができるまで3,4周ぐらいはやったかな
長文に出てきた単語が次のページで載ってる
「英検1級 文で覚える単熟語」は「長文に出てきた単語が次のページで、他の意味も含めて載ってる」んですよね。
どういうことかというとこんな感じ。
まず左ページに英文、右ページに日本語訳
そして次のページに長文で出てきた単語や句動詞
単語を学習する際に、長文に出てきた意味だけを覚えるのは応用がきかないです。
例えば
"present"という単語
- She presented the gift to her friend. 彼女は友人にその贈り物を贈呈しました。
- Tom presented a report last week. トムは先週、レポートを提出しました。
- He and I are going to be present the tour. 彼と私は、ツアーに参加するつもりです。
- The man presents his latest product. 男性が、彼の最新製品を紹介しています。
当たり前ですがこんな風に英語は1つの単語で色々な意味がありますよね。
なので、長文で使われた一つの意味だけではなくて、他の意味も含めて次のページで改めて紹介されているというのはとても大切なことです。
ちなみにぼくは
- 英文を読む
- わからないので右の日本語訳を見る
- あまりにわからなすぎるときは、単語のページを先に見る
っていう風に勉強していました。
地味に面白いコラム
右下にこんなコラムがあるお題もあります。
ここが地味に面白いんですよね。
例えば今上に挙げたのだと
ネタバレに注意 = Spoiler Alert
なるほど~ってなりますよね(笑)
英検1級問題で出題されるテーマ別になっている!
テーマ
- 歴史・文化
- 社会・経済
- 科学・技術
- 環境・食糧
- 医学・心理
「英検1級 文で覚える単熟語」はこんな風に英検1級でよく出題される5つのテーマ別で収録されているので、どの分野に対してもその背景知識が身に付きます。
背景知識が身に付くと、長文読解に役立ちます。
また、これら5つの分野の中で苦手だなとか嫌いだなと思う分野は重点的にやるのもいいでしょう。
「英検1級 文で覚える単熟語」のまとめ
まとめ
- 単語、リーディング対策になる
- CDも聞いてシャドウイングするとリスニング対策にもGood!
- 「でる順パス単 英検1級」をある程度攻略してから単語を定着させるためにやるとオススメ
- 英文はスラスラよめるまで何回も繰り返す
- 英文を読んだ後は単語のページを見て複数の意味をiputするとよい
- 右下のコラムも面白いヨ
てなわけで、是非「英検1級 文で覚える単熟語」を「でる順パス単 英検1級」と共に活用してみてください!