英検1級の1次試験に受かるためには単語の勉強は疎かにはできません。
なんて言ったって41問中25問が単語の穴埋め問題で
しかも、配点は全部一緒なんですよ!
英検1級に合格するには単語対策は絶対必須!
単語の勉強ってつまらないんだよね…英語学習の中で一番嫌いかも。
まあまあそれは多くの人がそうだと思う(笑)でももうそこは割り切ってやるしかないかな
#`∀´
といっても、英検1級の単語対策の本って色々ありますよね。
とにかく聞いて覚えるシリーズのキク単とか。
ジャパンタイムズ出版の英検1級単熟語EXとか。
そんな中でも英検1級単語対策のためにはまずなにから始めれば良いの?って人に
その答えはまさに「でる順パス単 英検1級」
です。
ぼくは、英検1級単語対策のためにまず最初にこの単語帳「でる順パス単 英検1級」を使用して
15周ぐらいはやって完璧にしました。
一番使った単語帳といえばまさにこの「でる順パス単 英検1級」です。
15周も!?!?やっぱりちゃんと努力してるんだね
英検1級の世界はそんなに甘くないんだよ、ぼくは1回やっただけで覚えられるほど頭が良くないしね・・・
でる順パス単 英検1級とは
まず、「でる順パス単 英検1級」とはなんぞやってとこからです。
「でる順パス単 英検1級」は、まさに英検1級合格に必須の王道単語帳。
この単語帳のポイントは
- でる順に載ってる
- 1つの単語に対して1つの例文がある
- 類義語が載ってる
- 音源がある
- 暗記の王道の赤シートが使える
難関私立大学の早稲田や慶應の英語入試で高得点を取りたい人は「でる順パス単 英検準1級」をやるといいって言われているくらいなので、
「でる順パス単 英検1級」はまあかなりレベルが高いってことです。
早稲田の理工とか社学の英語入試問題見たことあるけど、あれかなりレベル高かったわ。
そうだよ。受験者の平均点は5割くらいだからね
あの入試レベルを高得点取るためのレベルが「でる順パス単 英検準1級」ってことは1級ってやっぱり相当レベル高いわ
なんで「でる順パス単 英検1級」が王道なの?
なんでこの本が英検1級合格の必須ツールになったかというと、
でる順パス単の歴史が長くて昔はこの本くらいしか対策本がなかったから
だとぼくは思っています。
なんだよ!そんな理由かよ!って感じですが、
多分そうです。
確かにぼくも7,8年前に一度英検1級を目指そうとしたことがあったのですが、そのときに英検1級対策に使える有名な単語帳を調べたときは
- でる順パス単 英検1級
- 英検1級英単語大特訓
- キク単英検1級
この3冊ぐらいしかなかったんですよね。
でる順パス単シリーズは一昔前は「英検 Pass 単熟語」という名前で、
「英検 Pass 単熟語」の初版は1998年です。
(歴史長っ!!)
それが2012年の改訂で「でる順パス単」に名称が変わったのです。
そんなこんなで歴史が長い本なので世間では王道の英検1級対策本っていわれてるのかなって思ってます。
一応あくまでぼくの予想です!
まあそんな保険掛けなくていいよ(笑)
でる順パス単 英検1級の勉強方法
出る順パス単はとにかく何周も何十周もして完璧にしてください。
この本の特徴をいくつか書きましたが、でる順パス単の1番の特徴はその名の通り「でる順」に載ってるとこなんですよね。
でも、このでる順に載ってるというのは裏目にもでがちで、でる度が高い単語はめっちゃ覚える気になりますが、でる度が低めの単語は疎かにしがちになってしまいます。
出る順パス単はでる度A,B,Cの順に載っているのですが、でる度Cは覚えなくっていっか~ではなくてAもBもCも全部完璧に覚えるようにしてください。
しつこっ!
あ、あとこの本の後ろに載ってる熟語編の方も完璧に!
でもなんでそんなに完璧完璧ってうるさいの?
あーそれはこのあとの章で教えるよ
ちなみに英単語を見て日本語が思い浮かべばその単語は覚えた!ってことにしていいです。
単語を覚えるときは英語→日本語が重要で、日本語→英語はそんなに重要じゃないです。
ただ、何十周と繰り返し勉強していく中で、1周・2周は「日本語→英語」をしてみるのも記憶の定着に繋がって良いのではないかなと思います。
ぼくはまさにそうやって勉強していました。
また、この本は類義語も載っていて類義語は100%覚える必要はありませんが、目を通すと良いです。
たまに"これ、単語は知らないけど類義語は知ってる!"っていうときがあるので、そういう場合は類義語と関連付けて覚えると覚えやすいです^^
当たり前だけど、覚えられない単語は印を付けるとかイラストを描いてみるとかして重点的に覚えよう!
あとは先ほどこの本の特徴として「1つの単語に対して1つの例文がある」と書きましたが、
読むのが苦じゃない人や単語だけで覚えるのは難しいっていう人は是非例文も読んでみましょう!
英語の文章にたくさん触れるのには超したことがないので。
ただ、ぼくはほとんどこの例文読めませんでした。
なぜかというと、この例文全然面白みがないんですよね。
例えば今適当に開いてみたページだと、
incessant : 絶え間ない
例文 : The teachers' incessant complaining made life difficult for the principal.
訳 : 先生たちが絶えず文句を言ったので、校長の生活は厳しいものとなった
ごく普通の例文ですよね。
ぼくの場合はこういう例文だと飽きてしまって読むのが苦痛だったので、単語の勉強が嫌になってしまいます。
でもそれでは本末転倒なので例文はほぼ見ないで勉強することにしていました。
で、ある程度単語を覚えてきたら、
- JapanTimes
- Newsweek
これらの雑誌を読むとさらに単語が定着すると思います。
この2つの雑誌は「でる順パス単 英検1級」の単語が結構でてきてぼくは感動しました。
というのも最初は"こんな単語、実際の文章であんまり見たことないけど覚えて意味あるのかよ"って思いながらとりあえず勉強してたんですよね。
おそらく同じ気持ちになる方は多いんじゃないかと思います。
でも大丈夫です。安心してください。
ちゃんとこれらの雑誌には「でる順パス単 英検1級」にでてくる単語が使われています!!!
とにかくこの本は、音源も付いていますし赤シートも付いていますので自分の勉強のしやすい方法で全ての単語を覚えていきましょう!
なんでそんな完璧に?
で、なんでそんなに完璧にしなくちゃいけないかというと、
実は「でる順パス単 英検1級」は英検1級単語対策の本の中ではレベルが低めなんです。
「でる順パス単 英検1級」に載ってる単語は全て覚えておいて当たり前で、この本に載ってるレベルの単語がわからないと英検1級には合格できません。
なので、この本だけでも英検1級の単語対策は十分という声も聞いたこともあるにはあるのですが、
個人的にはまーーーーーーったく不十分です。
この本だけ完璧にしても体感的には大問1の5割も取れないんじゃないかなって思います。
合格点は大体75%なので、大問1の語彙問題でそんなにビハインドをおってちゃ合格は無理です。
なので個人的にはこの本を完璧にするのは大大大前提でさらに
・英検1級単熟語EX
・キク単英検1級
これらをやる必要があると思っています。
こちらの本のレビューも後日していきます。
というわけで英検1級を目指している方は是非「でる順パス単 英検1級」からやってみてください!