みなさん、お久しぶりです。
今回の記事は「独学・留学なしで英検1級に合格する勉強法」です。
あ、このブログは2人で運営していますが、英語関連の記事は全て英検一級を所持しているひかえりの「ひか」が執筆しています。
ひかについては以下をご覧ください。
・25歳
・英検1級/TOEIC940/元証券マン/現数学教師
・海外経験皆無、旅行もなし
・内向的、友達非常に少ない
・実は理系
英語が大好きで、英語を愛しています(笑)
今回は完全独学・留学などの海外経験が一切なくても英検1級に受かっているので、その経験から
・独学で英検1級に受かる最強の勉強方法
について語ろうと思います。
大前提の英語力:英検準1級なら受かる
まず、前提として英検準1級には受かるわっていう状態であることを大前提にしてください。
英検準1級と1級にはかなりの壁があるので。英検準1級にも受からないっていう方はまずはそっちの対策からがいいです。英検準1級に受かるための勉強法はまた後日書いていこうと思います!
英検1級にはどういう力が必要か把握する
- 単語
- 英語で表現する力
- 難解な文章を正確に読む力
英検1級に合格するためにはこの3つの力が間違いなく必要です。
ではこの3つの力を身につけるための勉強法を紹介します。
とにかく単語!単語!単語!
単語ははっきり言ってめちゃくちゃ難しいです。英検1級といったら単語です。
たぶん、もうこんなことはどこの誰でも言っていることだと思うので、みなさん聞き飽きたかと思います。
英検一級の試験は、アメリカの高校生でもわからない単語が普通にあるレベル、って英語界隈で有名なYouTuberが言ってましたね。
日本人の高校生でもわからない日本語ってことだよね??それ相当難易度高いじゃん!!
「比翼連理(ひよくれんり)」とかかなw
「ひよくれんり」??なにそれ知らないw
※「比翼連理(ひよくれんり)」とは男女間の仲がとても良いこと。
ということで、単語はしっかりやりましょう。単語の勉強ははっきり言ってつまらないですが、英検1級に独学で合格するにはやるしかありません。
で、まず最初にやるのは
・英検1級出る順パス単
これはまさに王道です。
ただ、これだけでいいという意見も多くありますが、個人的にはこれだけでは全く不十分でした。
英検1級出る順パス単の単語は当たり前にできてないとダメって感じです。
追加でやる必要があるのは、
ジャパンタイムズが出版している
・英検1級単熟語EX
・キク単英検1級
英検1級出る順パス単を含めてこの3つは絶対にやってほしいです。
これをやれば大問1の語彙問題は8割は取れます!
大問1の語彙問題は25問もあるから、ここの対策を疎かにしてちゃ合格できないヨ!
さらにできればやってほしいものとして
・究極の英単語レベル4(アルク出版)
・英英英単語超上級編(ジャパンタイムズ)
これらもマスターすれば完璧です。
ちなみに上記2つの代わりにこっちをやってもいいと思います。
・「英検1級英単語大特訓」
↑類義語がとても豊富で割とオススメです。
もう一つとってもオススメの本があります。
この本に出会ったから、英検1級に受かったと言っていいくらいの本なんだよね。
なにそれ!!もったいぶらないで早く教えてよ
それはこちら。
・英検1級 語彙問題完全制覇
ただ、これ、最初に紹介した本をすっ飛ばしてやるのはオススメしないです。
ある程度単語を覚えたら演習形式でこの本をやるといいです。
ちなみに単語帳をやるときは、じっくり時間を掛けずにスピード感をもってとりあえず一冊終わらせて、3周くらいやるのがおすすめだよ
リーディング対策にこれと言った本はナシ
リーディングは、「高校で習う範囲の文法で十分」みたいな声もありますが、これはぼくとしては不十分だと思ってます。
リーディングの過去問を見ればわかりますが、非常に難解な文章です。
限られた時間内に難解な文章を読むためには、日頃から同じレベルの文章をたくさん読む必要があります。
英検1級のリーディング問題の出典元は
過去にこれらのものがありました。
個人的にこれらと同じレベルの文章というのは、
ジャパンタイムズの社説やNewsweekです。
これらを読みまくればいいと思います。
読みながらわからない単語は覚える、難しい文章は抽出して文法書を活用して構造を把握しましょう。
実は自分はあんまり文法書を使って構造把握、とかちゃんとやってなかったんだよね
え、そうなの?
うん。でも今みんなにアドバイスするならこれは絶対やっといた方がいい。
説得力ないやん(笑)
☆オススメの文法書
どちらも特徴として、文法事項が非常に細かく載っていて、これに載ってないものはないんじゃないかってくらい網羅されています。
個人的に、老後とかにじっくり1ページずつ読みたいですね(笑)
リスニングは過去問とYouTube
リスニングは前提として英語を毎日聞く習慣をつけ、
その上で繰り返し過去問を解きましょう!!
英語を聞くというのは、例えばPodcastや好きな英語圏のYoutuberを見つけて動画を見ましょう。
ぼくの好きなYoutuberの代表例はこちらです。結構難しめですが・・・高地トレーニングだと思ってやってました。
好きなYoutuberを見つけるときのポイントは、毎日見続けられるような自分の好きなジャンルのYoutuberだといいです。
ちなみにもちろんリスニングも大事なのですが、単語やリーディングの勉強に重きを置いた上で、リスニングの勉強をやるといいと思います。
また、ぼくは疲れてしまうのであまりやっていませんでしたが、リスニングの王道の勉強法としては、聴こえてきた音声をそのまま発声するシャドウイングをすることが効果があると言われています。
過去問の復習では是非やってみてください。
英作文
英作文の対策は
- 過去問
- 英作文問題完全制覇
などを使い、まずはいきなり問題を解くのではなくて、大量の回答例をリーディングだと思って読み込むことをオススメします。
そうすることで使われている表現や、Essayを書く流れを掴めます。
限られた時間で問題文に従った構成(構成はintro/main body(3つの理由を書くこと)/couclusion)でEssayを書くのは難易度が高いです。また、試験場で3つの理由を考えるのは大変なので、あらかじめ過去に出題されたテーマや対策問題集に載っている議題に対しての自分の主張を日本語でも英語でも良いので端的にまとめておきましょう。
さらに、過去問の回答例を参考に、自分であらかじめいくつか決まった型(テンプレート)を作成しておきましょう。
そのあとで時間を十分にとって英作文問題を解くと良いです。
まとめ
英検1級の試験は英語の総合力が試される試験ですので、4技能をバランス良く勉強することが必要不可欠です。
ただ、総合力とはいっても、4つのうち基礎となる能力は間違いなくリーディングの力です。英語が読めなければ英語を聞き取ることもできないですし、自分で表現することももちろんできません。リーディング力を養うためには普段から未知語を覚える意識をもち、日頃から少し難しいと感じる文章を読む習慣をつけること、そしてなにより理解できなかった文章を取り出し深く考察することで、読める文章の幅を広げていくことが一番の近道です。
ぼくは理解に苦しんだ文を1つ1つ取り出し深く考察する作業をずっと続けた結果、リーディング力が飛躍的に伸びたと実感しています。始めは2,3行読んで全然読めずにうっ・・・となることが多かったですが、徐々にスラスラ読むことができるようになりました。
そしてまずは試験に申し込み実際に受験してみましょう!
ぼくもそうでしたが、難しい試験で敷居が高いため中々手を出す気になりませんでした。
どの試験にも言えることですが、テストを受けて自分の現状を把握することが効率良く試験に受かるためには大切です。
このブログがみなさんの英検1級合格へのお役に立てれば幸いです