みなさん、こんにちは。
前の記事でも書きましたが、わたしと夫は大学卒業を目前に22歳で結婚しています。
ただ、ずっと隠していたことがあります。
それは夫が入社して6ヶ月で会社を辞め、今は夫:アルバイト、妻(わたし):正社員で生活をしているということです。
別にわたしは有名なブロガーでもないので、誰に隠してたんだよwって感じですが、会社の人、友達、Twitter上のブログ仲間など全員にこのことを隠してきました。
(いつかは有名なブロガーになることを切望)
なぜ隠していたのかというと単純に夫が誰にも言わないで欲しい、と言っていたからです。
わたしとしては、別に夫が会社を辞めたことを全く恥ずかしいとは思っていなく気にしていなかったのですが、夫の気持ちを考えて誰にも言いませんでした。(もちろん、自分の親は知っていますが)
ただ、夫自身気持ちが変わり、自分のこの経験をむしろ話したい!と思うようになったようで、ただ文章を書くのは得意ではないし好きではないらしく、わたしが代わりにこの記事を書いていこうと思います。
お互いのプロフィール・収入について
夫
辞めた会社:誰もが知っている誰もが羨むような大手証券会社
(ネットによる平均年収1000万越)
現在:母校の大学に再度入学し、教職の授業をとりながら、塾講師など複数のバイトを掛け持ちしている
性格:ネガティブ・心配性・向上心が高い
今後は高校教師になる予定
妻(自分)
働いている会社:誰もが知っている大手IT企業の正社員
(ネットによる平均年収800万円)
性格:ポジティブ・めんどくさがり・死ぬこと以外はかすり傷だと思っている
働くことが好き。一生働きたい。
実は夫は高校生の時から高校の教師になるのが夢で、大学4年生の始めまできちんと教職をとっていました。
ただ色々な理由で、教職をとることを辞めてしまったため、とりこぼした教職の授業を取りなおしています。
収入については子どもはまだいませんし、わたしが正社員ですので、困ってはいません。
現在でも2人合わせて600万円以上の年収はあります。※手取りではありません。
ただ、もちろん夫がバイトになったことで総収入はガクンと減りましたw
でもなぜか、収入が減った今の方が貯金ができているんですよね~不思議(#゚Д゚)(#゚Д゚)(#゚Д゚)
今考えるとあのときはお金をバンバン使っていました、、反省反省・・・
大手証券会社を辞めた理由
夫から聞いたことを元に大手証券会社を辞めた理由を書きます。
それは、
営業が辛かった。やりたいことでもなかった。そして、上司は怖く会社の雰囲気も悪く耐えられなく、これからこの先も自分が契約をとることができるようになると思えなかった、ということです。
話によると怒鳴られるというよりは、いつも機嫌が悪くいろんなことでネチネチ言われ、そのプレッシャーに耐えられなかったようです。
そんなこんなで途中から夫が会社に行きたくないという日が増え、休む日も増えていき、頑張って電車に乗ったとしても途中で降りて帰ってきてしまうということが何回も続きました。
わたしも一緒に会社を休んで、1日ずっと話を聞いていたこともあります。
ただ、それでももう会社に行きたくない、という夫の気持ちは変わらなく、入社して半年の9月で退職することとなりました。
夫が会社を辞めてしまうことへの不安はなかったと言えば嘘になりますが、途中からは夫の本当に辛そうな姿を見るのが心苦しく、早く辞めてしまって欲しい、と思うようになりました。
辞める前は土日も会社のことが頭にあり、遊びに行っても楽しめないと言っていた夫でしたが、会社を辞めてからは夫の本当に楽しんでいる姿が見れて、会社を辞めてよかった、と心の底から思いました。
夫が会社を辞めるのか辞めないのか、などで喧嘩をしたことは一度もありませんでした。
大手証券会社に内定した夫がとても羨ましかった
先ほども書きましたが、夫は自分が高校生のときから高校の教師になるのが夢でした。(何の科目の先生かは秘密にしておきます)
わたしと夫が卒業した大学は学校の教師になるのに比較的優位らしく、そのためにこの大学に入学したそうです。
わたしは将来の夢などなにもなく、ただ受かった大学に行けばいいやと思って入学しただけなので、そういう夫はただただえらいなあと付き合っていたときから関心していました。
ただ、先ほども書いたように、ちょっと色々な理由で教職をとることを途中で辞めてしまい、結局わたしと一緒に就活をやることになりました。(大人の事情なので理由は割愛します)
その頃のわたしたちは年収のことしか頭になく、業種にこだわらずとにかく年収の高い企業を受けていました。
今思えばこのやり方が失敗だったんですけどね・・・。
業種にこだわらずと言っても、わたしの父が証券会社勤務で、証券会社がどんなにお給料がいいのか知っていたので証券会社を受けまくっていました。
父の勤めていた証券会社は業績が良いときは1回のボーナスで440万円もあったんですよね。別に幹部社員でもなく普通の平社員で、です。
30代で年収1000万円は当たり前の世界だそうです。
そしたらわたしは証券会社は合わないのかすぐ落とされるのに、夫はなんだか証券営業に向いてると思われたのか大手数社の面接をスイスイ通っていくんです!!!
結局、大手証券会社に内定した夫は有頂天でその会社に入社することに決め、証券会社全てに落ちたわたしはその後少し遅れてIT企業に内定をいただきました。( ̄∀ ̄)
夫もわたしもどちらも名の知れた企業に内定はしたものの、年収のより高い証券会社へ内定した夫はわたしにとって「その頃は」とても羨ましかったです。(笑)
結局、自分はIT企業に就職してよかった、人生わからない
二度目になりますが、その頃は、大手証券会社に就職した夫はわたしにとってとても羨ましかったです!!
でも今思うと・・・なんで証券会社なんて受けてたんだろ・・・今就活するならIT企業しか絶対受けないわ\(^o^)/
ってカンジなんですよね。
負け惜しみじゃないですよ??マジです。
で、なんでそう思うのかというと、まず今やってるプログラミングの仕事が楽しいです。絶対これ自分に一番合ってる仕事だわって思います。
あと、夫の証券営業の話を聞いて自分には絶対無理だわ。って思いました。ノルマとか会社の雰囲気とか。。。
そもそもわたしの父は自分が証券会社にいたので、わたしたちが就活していたときから、むしろもっと前から、「証券会社は絶対に自分の子どもには勧めない」って言ってたんですよね。
その理由が「人間性が悪い人が多い」と。まあそれはよくネットでも聞く話ですよね。
ちなみに父は証券会社の前はメーカーにいました。証券会社に転職したら、メーカーにいたときよりも圧倒的に嫌な人間が増えたそうですw
そんな父のアドバイスを無視して証券会社を受けてましたw
あと、今のところわたしは会社で嫌な人に出会ったことがありません。コンプライアンスもめちゃくちゃしっかりしてるし、有給は好きな日に好きなだけとれるし、(むしろ有給とってと言われる)、さらにコロナウイルスの影響で一生、在宅勤務になったんですよねo(*^▽^*)o
在宅勤務ってパソコンがお友達の仕事じゃないとあんまりできないと思うんです。証券会社だったら一生在宅勤務にはなってなかっただろうなーと。。
証券会社と言わず他の業種もですが・・・。
反対に、証券会社に内定をもらってあんなに喜んでいた夫はもし就活に戻れるならもうぜっっっっったいに証券会社は受けないと言っていました(笑)
じゃあどこ受けるの?と聞いたら、「やっぱり学校の先生になる!!」と・・・(๏д๏)(๏д๏)(๏д๏)
今ではよく、早く学校の先生になりたいー・・・と言っています。
そこまで学校の先生になりたいならなんで途中で辞めたんだよ!!って感じかもしれませんが、まあそれは色々あったんです。大人の事情です。
早くに証券会社を辞めるという決断ができたからこそ、また大学に通い直して昔からの夢だった教師になる、という選択をとることができたと思います。
もし辞めるのが数年遅かったら、もう大学に通い直してもう一度・・・という気にはなれなく渋々他の業種に転職していたかもしれません。
この決断で本当に良かったと思います。
みなさんに伝えたいこと
今回、この記事を書こうと思ったのはみなさんに伝えたいことがあるからです!!
その1
年収だけで自分が一生働くであろう会社を決めるな!!!!!
これは本当に私と夫の2人からのメッセージです。
就活の時期、年収だけを見るのはやめろ。そんなんで決めるといずれ辞めることになる。という記事をわたしたちも嫌と言うほど見てきました。
ただその頃は「いや、そんな年収の高い大企業に入れたら絶対辞めないよねw」なんて話していました。
・・・でも辞めました。
結局、自分のやりたいことじゃないと続かないんですよ。というより、続けないで欲しいです。人生一度しかないんです。仕事のために生きているんじゃないんです。生きるために仕事をしているんです。
わたしはたまたま、IT企業へ就職しプログラミングが自分の性格に合っていたので本当に運が良かったです。そして証券会社に落ちて本当に良かったです。あのときの自分ならもし受かっていたら、絶対により年収の高い証券会社を選んでいました。
どうか年収だけで決めず自分のやりたいことを考えて就活をしてください。
その2
嫌な仕事を無理してやらないでほしい!!今の時代、転職なんてよくあること
もちろん最初から自分のやりたいことを見つけて欲しいんです!!
でもそうはいっても無理なことってあるじゃないですか。
そんな場合は、無理してやらなくていいんです。
いやいや、そんな共働きじゃないしそんな自分が辞めたら家族を養っていけない、という方もいるでしょう。
そうです、子どもがもう何人もいたら辞めにくいと思います。ですので、早いうちに、若いうちに、これは自分が本当にやりたいことなのか?と考えてみて欲しいです。
なんか上から目線なカンジですみません( ;∀;)
でも日本人って本当に我慢しすぎだと思うんですよね。みんな働くために生きているじゃないですか。逆なんですよほんとに・・・。
実は夫は会社を辞めたとき最初は、「結婚しているのに働かないなんてまずい。もうなんでもいいから適当な会社に応募する」と言っていたんです。
でもわたしは「本当は、学校の先生になりたいんでしょ?教職の単位が足りていないのなら今からでも大学に通い直せばいいんじゃない?」ということを何度も何度も言いました。
最初は拒んでいた夫でしたが、本当はやっぱり学校の教師になりたかったようで・・・
証券会社の方がお給料はいいに決まっていますが、自分のやりたいことを仕事にできるのはとても幸せなことで夫も私も嬉しいです。
絶対に夫婦2人の人生の幸福度はこっちの道の方が高いです!!!
今も夫はアルバイトをしながら学校に通っているのですが、夫がアルバイトのおかげでお互いの休みを合わせやすいです。
一緒にいる時間が増え、たくさんのところへ遊びに行きことができ、本当に楽しい毎日です。
夫が学校の教師にいつか正社員としてなってしまうのが少し寂しいくらいです(笑)
その3
例え失敗したとしても何かしら得るものはある!!そんなに悲観する必要はない!
教職を大学生の時にきちんととって最初から高校教師になってたらそりゃあまあ普通によかったですよね。
でも、夫は「証券会社に入ってめちゃくちゃ営業成績が優秀な人(上司)と接することができて刺激的だった、そういう人が世の中にいるとわかってよかった」「社会人がどんな感じなのか経験できて良かった」と言っていました。
学校の関係者の方には申し訳ないのですが、以前からわたしは「学校の先生って世界が狭いよなあ・・・社会人として働いたことがないからそこらへんの常識っていうか、なんというか抜けてる人多そう・・・」とか思っていたんですよね。(˘ω˘)まあ今も思っていますが・・・(˘ω˘)
なので夫が少しでも社会人を経験できて、少しでも世の中をわかってから教師になることができるのはいいことかなあと思います。
しかもわたしも証券会社に行きたかったー・・・と落ち込んでいましたけど、結局絶対今の会社で良かったです。
朝がめちゃくちゃ苦手なわたし、めんどうくさがりなわたしにとって在宅勤務はマジで幸せすぎます。就業開始時刻の5分前に起きればいいんです。
ですので、まあ人生失敗したと言っても夫のようになにかしら得るものはあるし、わたしのようにむしろ幸運が舞い降りてくることもあります。ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
結局何がいいのかわからないので、たとえ失敗したとしてもそこまで悲観する必要はないんだって今回のことで本当に身をもって感じました。
この経験は、今後いつか子どもが生まれて子育てをするときに子どもの教育にいきるなあって思います。
ポジティブにいこう─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ
この3つがわたしたちからのメッセージです!!
この記事を読んで元気がでた!とか勇気づいた!とかいう方がいればわたしたちも嬉しい限りです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!!!!!
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